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領収書があれば何でも経費にできる?良くある経費の疑問を解説します!

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良くある勘違いとして「領収書があれば何でも経費に出来る!」と考えられる方がいます。また、税金を安く済ませるために、とりあえず何でも経費にしてしまおう!という方が多いのですが、これは大きな間違いです。

こうした「登録しすぎた経費」は、税務署が重点的にチェックするポイントですので、税務調査が来た際は確実に指摘されてしまいます。
もし税務署側から指摘されてしまうと、払わなくても良かった税金を追加で支払う必要が生じます。

場合によっては、約30%超の税金を追加で支払うことになりますので、きちんと対策を打っておかないといけません。

税金はどのように計算する?

税金は「所得」と呼ばれる1年間の儲けの金額に一定の税率を乗じることで計算されます。

【税金の計算の仕方】
売上-経費-控除=所得
所得×税率=納付すべき税金

この計算式を見てわかりますように、経費に登録する額が多ければ多いほど所得が減少し、課税される税金が減少します。ですので、多くの方が「なるべく経費を増やしたい!」と考えます。

しかし、何でも経費に登録できる訳ではありません。そもそも経費とは、売上を上げるために必要な投資を意味しますので、事業と関係のない支出(つまり、プライベートの支出)は経費に登録できません。

つまり、経費に登録するためには「事業に必要な経費」でなければいけないのです。

とはいえ、プライベートの支出であっても、事業の関係のあるものであれば、一部経費に登録できる場合もあります。

夕食代は経費に出来る??

良くある間違いとして、「領収書があれば何でも経費に出来る!」と考えられている方がいます。例えば、ご自分の夕食代等を経費に登録している方です。
これは、プライベートの支出を経費に登録しておりますので、認められません。
領収書があれば、経費に出来る訳ではなく、あくまでも、どのような理由で支出をしたかにより、経費か否かを判断されるのです。

では、夕食を食べながら仕事をしていた場合はどうでしょうか?

この場合であれば、一定の金額を経費に登録できる可能性があります。
例えば、夕食代のうち、お酒の代金を除いた金額を経費に登録する等です。

「俺(私)はお酒を飲みながら仕事をしているんだ!だからお酒代も経費だ!」と主張される方もいるでしょう。

この場合は、「社会通念」というキーワードが登場します。

経費に出来る範囲は、最終的には税務署の判断となりますが、その際の基準は「社会的に常識な範囲」を基準に判断を下します。

これを今回のケースに当てはめると、お酒を飲みながら仕事をされる方は、社会的に少数派ですし、酔ってしまうと論理的な思考力が鈍りますので仕事の質は下がる方が大半です。このように、多数派の常識を基準に判断を行なうことを「社会通念上」といい、こちらの観点から税務署では最終的な判断を下すことになるのです。

このように、「事業に必要な経費」を「社会通念上」という観点から考えると、ネットビジネスで経費に出来る範囲が見えてきます。

まずは経費の洗い出しから始めましょう!

税金を安く抑えるためには、まず「事業に必要な経費」を洗い出す必要があります。
まずはざっくりベースで良いので、一度ご自分の支出を洗い出して頂ければ、税理士としてのアドバイスが出来るようになりますので、経費に登録できる支出を正確に把握するためにも、支出項目の整理をされることをお勧めいたします。

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