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~つぶやき~先入観を捨てよう!ビジネスの手法の見直しを考える

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飛行機

イギリスのEU離脱問題(BREXIT)を契機として急激な円高が進んだ影響から、越境ECの手法として主流だった「Amazon輸出」は、現在、大きな転換点を迎えています。

・円高で今までの値付けでは利益が取れなくなった。。
・値下げしようにも、ただでさえ価格競争が厳しいため、これ以上の値下げができない。。
・配送料の値上げも響いていて、このままでは輸出ビジネスを継続できないのでは。。

上記のような考えを持つ方が増えてきていると思いますが、違う
視点から俯瞰すると、業界としてライバルが自然淘汰されていく「ダーウィンの海」に本格的に入ったと言えます。

ダーウィンの海を乗り切るには、成功のカギを見付けて行動し続ける実行力と、シビアな状況を管理するマネジメント力が重要になります。

本記事では、「成功のカギ」を見付けるために、Amazon輸出を巡る業界の流れを簡単に見直しながら、今後、どのようにすべきかを考えていきたいと思います。

Amazon輸出の変遷

そもそもAmazon輸出の変遷は、アメリカへの無在庫販売から始まり、アメリカのFBA販売、EUの無在庫販売、EUのFBA販売と販売先・販売方法を変化させながら、現在に至っています。

このような変遷が起きた大きな理由は、「価格競争の激化」にあります。
皆様ご存知の通り、アメリカのアマゾンでは価格競争が非常に厳しく、新規参入者では黒字を確保することすら難しい状況となっています。

そこでEUアマゾンに販売先を変えた方が数多くおりますが、EUアマゾンでの主流となっている販売方法は、本来納税すべき約20%の欧州付加価値税(VAT)を未納付のまま済ませる手法のため、数多くの商品で真面目に欧州付加価値税(VAT)を納税しようとするセラーでは太刀打ちできないような値付けがされているのが大半です。

このように、Amazon輸出の業界は価格競争が非常に厳しいばかりか、税法のグレーゾーンを突破する手法が主流となっているため、長い目でビジネスを考えた際に、多大なリスクを抱えていると言えます。
また、さらに現在では急激な円高により、従来と同様の手法では利益がほぼ取れない状況となっています。

成功のカギを見付けるためには「見直し」が必須!

こうした状況から、今後も輸出ビジネスを継続していくには、ビジネスの手法を抜本的に見直す時期にあると言えます。(従来から私のお客様には口を酸っぱくしてお伝えしておりますが、必ず「ビジネスの手法の見直し」をして下さい。これは必須です!)

Amazon輸出のビジネスでは、大きく分けて①販売先の見直し、②販売手法の見直し、③取扱商品の見直しという切り口があります。

販売先の見直し

アメリカ、イギリス以外の販売先。
またAmazon以外のプラットホームの開拓も視野に入れていますか?

販売手法の見直し

無在庫販売ではなく、FBA販売。
上記以外にも様々な手法がありますが、検討していますか?

取扱商品の見直し

日本と海外の価格差により利ザヤをとれる商品のみをピックアップする手法になっていませんか?
円高が進んでいる状況では、上記の出品方針では利益の確保が難しい状況になっています。
ライバルがまだ目を向け切れていない商品はまだ沢山あります。また自分でOEM生産されるのも良いかもしれません。

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私のお客様の例では、Amazonの無在庫販売から参入した方が数多くおりますが、現在ではFBA販売、輸入、OEM生産、その他のプラットホーム販売、せどり等、様々な手法で販売されている方が数多くおります。

なお、こうしたお客様にも、引き続き、さらに新しい手法を開拓していってほしい旨を常々お伝えしています。なぜなら、新しい手法の開拓が過酷なダーウィンの海を乗り越えるための必須事項だと信じているためです。
(またお客様の身近にいる相談相手の「税理士」として、別の視点から売上・利益を増やすためのアドバイスをする事が、非常に重要な仕事であると考えているためです。)

ビジネスサイクルが非常に速いネットビジネスの世界では、今の手法が良くても、それがずっと続くとは限りません。常に新しい手法を検討し、トライ&エラーを繰り返す事で「ビジネスの変化に対応する嗅覚を身に付ける」事こそが、ネットビジネスの世界で活躍し続ける一つの要素だと感じています。

「先入観」を捨てて、何か新しい手法を試される事を一案としてお勧めいたします。

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